【完全ガイド】長期優良住宅の補助金はいくら?申請の流れと減額のコツを徹底解説

【完全ガイド】長期優良住宅の補助金はいくら?申請の流れと減額のコツを徹底解説

この記事では、長期優良住宅にするともらえる補助金や、優遇制度について詳しく解説していくよ。

長期優良住宅の認定はとっておいた方がいいの?

損になるって聞いたこともあるけど…

実は私も最初は長期優良住宅について悩んでいたの。

ちょっと複雑で費用もかかるみたいだし、やろうか迷っている人も多いんじゃないかな。

koko

アイ工務店はほぼ追加料金なく建てられるということで、koko家は採用したよ◎

今では本当によい選択だったなって思っているの♪

長期優良住宅を取得すると、実はたくさんのメリットがあるよ!
・将来的な住宅の価値が上がる
・各種補助金がもらえる
・税金の優遇制度が使える など

そこで今回は、長期優良住宅の補助金や優遇制度、認定までの流れやコツについて解説していくね。

koko

アイ工務店の公式アンバサダーkokoが、長期優良住宅についてわかりやすく解説♪

最後まで読むと、補助金や優遇制度を最大限活用して、賢く家づくりを進めていけるヒントがわかるよー◎

↓気になる目次をタップしてみてね♪

目次

長期優良住宅の補助金はいくら? 

長期優良住宅について、以下の項目を解説していくね!

koko

順番にみていこうー!

長期優良住宅ってどんな家?

長期優良住宅」とは、数世代にわたって良好な環境を維持し、暮らせる住宅のこと

子どもの将来も見据えて、標準レベル以上の良品質のお家に住みたいと思うなら、おすすめするよ。

長期優良住宅の具体的な特徴は以下のとおり。

耐震性が高くて災害に強い
一般的なお家の1.25〜1.5倍強さの地震でも倒壊しないように設計
省エネで環境に優しい
一定間隔で床に点検口が設けられているため管理がしやすい(水漏れなど見つかりやすい)
快適で暮らしやすい
冷暖房が効きやすい(断熱材・窓の性能◎)
世帯ごとに家を建てる必要がなくなり、経済的にも余裕が生まれる
75〜90年の耐久性を維持できるように設計

以下の基準をすべて満たせば、「長期優良住宅」と認定されるよ。

長期優良住宅の認定基準8つ(戸建ての場合)
  • 耐震性
  • 居住環境
  • 災害配慮
  • 住戸面積
  • 劣化対策
  • 維持保全計画
  • 省エネルギー性
  • 維持管理・更新の容易性
koko

長期優良住宅の基準をクリアすれば、光熱費のかからない快適なお家に住めることになるよ。

長期優良住宅の補助金

kokoが家を建てたときには、2つの補助金が使えたよ。

こどもエコすまい
支援事業
2023年12月31日で申請期間は終了
地域型住宅
グリーン化事業
令和6年度地域型住宅グリーン化事業については公式サイトにおいて募集停止がアナウンス

でも残念ながら、現時点での募集はされてないみたい。

koko

情報は日々更新されているから、募集期間に気をつけて新しい補助金情報をチェックしよう◎

長期優良住宅の減税と優遇制度

長期優良住宅で家を建てると受けられるメリットがたくさんあるよ。

減税6つ
koko

6つの減税とその他2つの優遇制度について解説していくね。

所得税の住宅ローン控除

所得税の住宅ローン控除とは、年末のローン残高の0.7%を所得税から最大13年間控除する制度のこと。

長期優良住宅では、控除限度額を273万円から最大455万円に拡大

住宅ローン借入限度額が一般住宅では2,000万円だけど、長期優良住宅では4,500万円になるよ。

不動産取得税

不動産取得税とは、不動産を購入した際に課される税金のこと。

長期優良住宅では、控除額が1,200万円から1,300万円に拡大

控除額が拡大されることで、支払う税金が少し減るよ。

登録免許税

登録免許税とは、法務局に土地や建物の所有権を登録する時にかかる税金のこと。

長期優良住宅では、税率が次のように引き下げられる
保存登記(新築) 0.15%→0.1%
移転登記(中古) 0.3%→0.2%

登録免許税は、土地を相続したときや建物の売買で所有者が変わったときにも課されるよ。

固定資産税

固定資産税とは、不動産を所有している場合、毎年納める必要がある税金のこと。

長期優良住宅では、固定資産税が1/2に軽減される軽減期間が3年間から5年に延長される

最初の5年間の固定資産税が半額になるのは、とても助かるね。

住宅取得等資金の贈与税

親から住宅購入資金の贈与を受けた際に、一定額が非課税となる制度のこと。

長期優良住宅では、非課税の対象額が500万円から1,000万円に拡大

適用期間は、令和8年(2026年)12月31日まで

親から贈与を受ける予定があるなら、長期優良住宅の認定をとっておいた方がお得だね。

投資型減税

投資型減税は、住宅ローンを使わずに現金で住宅を購入した際に利用できる制度のこと。

長期優良住宅性能強化費の10%について、最大で65万円を所得税から控除

使えるのは、「投資型減税」か、前出の「所得税の住宅ローン控除」のどちらか一方になるから気をつけてね。

地震保険料の割引き

長期優良住宅では、耐震等級を証明する書類を提出することで、地震保険料の割引が受けられるよ。

耐震レベル 保険料の割引率
耐震等級110%
耐震等級230%
耐震等級3 50%
免震建築物 50%

地震大国の日本では、多くの人が加入する保険だと思うから、証明書類をしっかり保管して備えよう。

住宅ローンの金利引き下げ

長期優良住宅では、民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する固定金利住宅ローン【フラット35】Sを利用する際に一定期間金利を引き下げる優遇が受けられるよ。

プラン金利引き下げ期間引き下げ率
【フラット35】S(ZEH)長期優良住宅と併用で当初5年間 ▲1.0%
【フラット35】S(金利Aプラン)当初5年間▲0.5%

いろいろプランがあって、長期優良住宅では【フラット50】も利用でき、最長50年の返済期限が設定されてるよ。

申請の流れと減額のコツ

長期優良住宅の申請自体は、建築会社に依頼するのが一般的だよ。

ここでは、認定までの流れとコツについて解説するね。

長期優良住宅認定までの流れ

koko

長期優良住宅として認定を受けるためには、基準を満たす住宅であることを着工前に申請する必要があるよ。

着工開始までに5ステップもあるから、一般住宅よりも時間がかかるイメージだね。

長期優良住宅を採用するかどうか、早めの決断が求められる!

長期優良住宅認定までの流れは6ステップ
STEP
長期優良住宅が得意なハウスメーカーまたは工務店などを選ぶ

アイ工務店に決定!

STEP
技術的審査の依頼

登録住宅性能評価機関へ依頼

STEP
「確認書」または「評価書」の交付 ※

登録住宅性能評価機関より交付

※ 令和4年2月20日に「長期優良住宅法」「住宅の品質確保の促進等に関する法律」改正

従来の「適合証の交付」から「確認書」または「設計住宅性能評価書」交付に変わりました。

STEP
認定の申請

所管行政庁へ申請

STEP
認定

認定通知書受領

STEP
着工・完成

所管行政庁へ状況報告

ポイントとしては、長期優良住宅として認定を受けるためには、着工前に所管行政庁へ認定申請すること!

koko

申請費用として、アイ工務店は、17万円かかったよ。

申請費用は、建築会社によって幅があって、10万円後半〜30万円以上のところも。

認定をクリアするための必要条件

認定をクリアし、減税を成功させるコツは、長期優良住宅建築・申請経験のある建築会社に依頼すること。

スムーズに長期優良住宅の認定を受けるためにも、最初の工務店選びが重要なポイントになるよ。

なぜかというと、長期優良住宅の申請は、手順がとても複雑だから。

そもそも長期優良住宅の対応をしていない会社もあるから、要注意だよ。

長期優良住宅の家を建てるのなら、実績がある建築会社かどうかを確認することが重要だね。

長期優良住宅の基準をクリアできるように、いろいろな設備をどうするか工務店の担当さんと一緒に検討していくよ。

安心して相談できる工務店の担当さんが頼りになるよ。

koko

koko家では、基準に足りなくて、床暖房をつけるか、給湯設備を性能の良いものにするか迷ったんだ。

快適なお家に住むことが目的だから、導入コストは高いけど維持コストは低いことから、二つとも採用した◯

アップした固定資産税を払うのが怖いけど…

家を建てたあとの点検やメンテナンスは義務化されていて、実施した記録の保管が求められるから、アフターメンテナンスでも伴走してくれるメーカーや工務店がいいよね。

koko

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長期優良住宅はコストがかかっても申請した方がお得!

長期優良住宅にすると、減税優遇制度などメリットがあることがわかったよね。

ほかにもメリットがあるし、いいことづくめな感じだけど、デメリットもある。

メリットデメリット
住みやすく快適な環境が長く保てる
長期優良住宅は省エネ性能が高いから、家が高断熱・高気密で、住みやすい。夏は涼しく冬は暖かい快適な暮らし


資産価値が高まるので売却の時、高額で売れる
長く快適な生活が送れるという高性能住宅なので、家を売るときは通常の住宅よりもプラスに評価される


建物が地震に強いかの計測をしてもらえる
認定時に「耐震性」が条件となるので、地震に強い家で安心して住める


次世代に家を残せる
子育てしやすい環境で、長期にわたって次の世代にも引き継いでいける
申請に費用がかかる
申請費や基準を満たす高品質な設備導入で、コストアップになる

定期点検と修繕の義務がある
少なくとも30年以上品質を保つ必要あり。10年に1度の点検。震度6以上の地震・特別警報後は臨時点検

点検・メンテナンスの履歴の記録を保管する義務がある
電子保管もOK。求められた時には、提示する必要がある

固定資産税が上がる
長期優良住宅は耐久性重視など高品質な設計なので、固定資産税の評価額が高くなるのが通例

設計プランに制約がある
いろいろな要件を満たさないといけないから、発注者の判断でコスト削減が難しい

最初はコストアップになるけど、それが本当に自分たちが欲しい設備だったら一石二鳥。

koko

長期優良住宅はデメリットもあるけど、それ以上にメリットも大きいから、トータルして建築する価値は十分にあると言えるよ!

若いうちに建てて40〜50年住むとか、子どもや孫に引き継いでいくとかなら、長期優良住宅で安心して暮らしていくのもいいよね。

ぜひ、将来を見据えて、理想のお家の実現を叶えてね!

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