この記事では、注文住宅に必要な諸費用と、住宅ローン以外に必要になる費用も詳しく解説していくよ!
注文住宅って、住宅ローン以外に何か費用がかかるの?
諸費用って全体の何%くらい?
注文住宅では、土地代と建物代以外に「諸費用」がかかるって知ってるかな?
諸費用の中には住宅ローンに組み込めないものもあるから注意が必要だよ。
手元に現金がなくて「足りなくて困った!」なんてことにならないように、準備は大切。
一般的に諸費用は土地・建物費用総額の約10〜20%が目安と言われているよ。
そこで今回は、注文住宅の諸費用と、住宅ローン以外に必要な費用についてわかりやすく解説していくね。
アイ工務店の公式アンバサダーkokoが、注文住宅にかかる諸費用についてわかりやすく解説♪
最後まで読むと、 土地代と建物代以外にどんな費用があって、いくらお金を準備すればいいかがわかるよ◎
↓気になる目次をタップしてみてね♪
注文住宅の諸費用とは?
注文住宅に関する諸費用は、大きく次の3つ。
諸費用を支払うタイミングは何度か訪れるの。
いくら準備しておけばいいのか?相場を知って備えておくのが◎
順番に解説していくね!
❶土地購入時の諸費用
土地を購入する際には、土地本体の価格に加えて用意しないといけない費用があるよ。
土地本体のほかにかかる費用としては次のようなもの。
- 頭金
- 税金(印紙税、不動産取得税)
- 登記費用(登録免許税、司法書士報酬)
- 仲介手数料
ひとつずつ相場感を説明するね。
頭金・手付金 | 約10%が相場 |
印紙税 | 1,000万円~5,000万円の場合は2万円 (2027年3月31日までは、軽減税率が適用され、1万円) |
不動産取得税 | 固定資産税評価額の4% (2027年3月31日までは、軽減税率が適用され、3%) |
登録免許税 | 固定資産税評価額の2% (2026年3月31日までは、軽減税率が適用され、1.5%) |
司法書士報酬 | 3~5万円が相場 |
仲介手数料 | 購入代金(税抜)×3%+6万円+消費税が上限 (購入代金400万円以上の場合) |
もし2,000万円の土地を購入するとしたら、諸費用はおよそ330万円前後だから、本体価格のほかにプラスしてこの諸費用も用意してね。
実際の価格と照らし合わせて計算してみよう。
あくまでも相場なので、頭金などは話し合いによっては金額が大きく変わる場合もあるよ。
❷家を新築する際の諸費用
家を建てる時にかかる諸費用には、登記費用のように必ず支払うものと、必要に応じて発生するものがあるよ。
- 建築工事契約書の印紙税
- 登記費用(登録免許税)
- 建築確認申請費用
- 水道などライフラインの引き込み工事費用
- 不動産取得税
- 頭金
- 登記費用(司法書士報酬)
- 地盤調査費用
- 設計監理費
- 地鎮祭、上棟式の費用
相場感はこんな感じだよ。
印紙税 | 建築工事契約書の1,000万〜5,000万円の場合は2万円 (2027年3月31日までは、軽減税率が適用され、1万円) |
登録免許税 | 建物の不動産価格の0.4% (2027年3月31日までは、軽減税率が適用され、0.15%) |
建築確認申請費用 | 数万〜数十万円(建物の規模や構造、地域によって異なる) |
引き込み工事費用 | ライフライン上下水道の工事費用は30万~100万円 自治体の水道加入金10万~30万円 都市ガスの工事費用は10万~20万円 |
不動産取得税 | 固定資産税評価額 - 1200万円控除×3% (固定資産税評価額の4% 2027年3月31日までは、軽減税率が適用され、3%) |
頭金 | 10%~20%が相場 |
司法書士報酬 | 3~5万円程度 |
地盤調査費用 | 5~30万円程度 |
設計監理費 | 総工事費の10%~15% 程度(本体工事費に含まれることが多い) |
上棟式の費用 | 地鎮祭、3~5万円が相場(地域によって異なる) |
たとえば…
2,000万円の建物を購入するとしたら、諸費用はおよそ450~950万円くらい。
なので、本体価格のほかにプラスしてこの諸費用も用意するイメージになるよ◎
❸住宅ローンにかかる諸費用
住宅ローンを利用して注文住宅を建てる場合には、ローン関連の諸費用もかかってくるよ。
- 金銭消費貸借契約書の印紙税
- ローンにかかる手数料、利息(つなぎローンを利用する場合は建物完成時までの利息)
- 登録免許税(抵当権設定登記の際に発生)
- 司法書士報酬
- ローン保証料(保証会社に保証を依頼する場合に発生)
- 団体信用生命保険料
- 火災保険料、地震保険料
詳しくはこんな感じ。
貸借契約書の印紙税 | 1,000万円~5,000万円の場合は2万円 5,000万円超1億円以下の場合は6万円 |
手数料・利息 | ローンにかかる定額型:3~10万円程度(融資金額に関わらず一定の手数料がかかる) 定率型:融資金額の1~3% |
登録免許税 | 借入額の0.4% (2027年3月31日までは、軽減税率が適用され、0.1%) |
司法書士報酬 | 3~7万円程度 |
ローン保証料 | 借入額の2%が相場 |
団体信用生命保険料 | 一般的に年0.2%~0.5%程度が相場と言われるが、条件によって異なる |
地震保険料 | 火災保険料・20~ 40 万円が相場 |
もし借入額が4,000万円だとしたら、諸費用はおよそ130万円~250万円くらいになるの。
そうすると、本体価格のほかにプラスしてこの諸費用もかかってくるから、お金の準備をしておくと◎
住宅ローン以外に必要な費用
「かかる費用の全てを住宅ローンに組み込んでほしい!」
と思っても、現金を1円も払わずに家を購入することはできないの。
だから、現金でしか払えないものもあることを知っておくのがベスト!
ほかにどんな費用があるのか、その中でも自己資金を用意して支払わないといけないものは何かを紹介するね。
土地・建物・住宅ローン以外の諸費用
土地購入、家の新築、住宅ローンにかかる諸費用以外にも、まだ必要になる諸費用があるよ。
いったい、どれだけ費用があるの!って叫びたくなるよね。
今までに紹介してきた費用に含まれていなかった費用は次のとおり。
- 引越費用
- 家具・家電購入費用
- 固定資産税等の税金
- 仮住まい費用 など
ここからは、これらを全部合わせた費用の中で、現金で支払う必要のあるものをピックアップしていくね。
現金が必要になる諸費用
住宅ローンに組み込めず、現金での支払いが必要になる費用は以下のとおり。
ローンに組み込める | 現金が必要 |
---|---|
印紙税 住宅ローン手数料 住宅ローン保証料 登記費用 司法書士・土地家屋調査士への報酬 ライフライン引き込み工事費用 建築確認申請費用などの各種申請費用 地盤調査費用 地盤改良費用 水道負担金 仲介手数料 団体信用生命保険料 火災保険料 地震保険料 | 頭金・手付金 契約書印紙代 不動産取得税・固定資産税などの税金 地鎮祭、上棟式費用 家具・家電の購入費用 引越費用 近隣挨拶時の手土産購入 仮住まい費用(建て替えの場合) |
契約してから、支払う現金がなかった!
なんてことにならないように資金計画を立てておくのがおすすめだよ。
以下の記事では、マイホーム予算の決め方を詳しく解説しているから、ぜひ参考にしてみてね♩
注文住宅の諸費用を安く抑えるコツ
つみかさなると高額になってしまいがち。
そこで、知っておきたい!
諸費用を抑える以下のコツをお伝えするね。
土地は仲介手数料不要の場合も
土地を買う時、不動産会社に仲介してもらうと手数料がかかるよね。
ハウスメーカーや工務店が所有する土地を買う場合も、仲介手数料がかからないことがある。
注文住宅を建てるなら、工務店に土地も相談してみよう!
希望の家に合った土地を見つけやすいかもね。
住宅ローンを比較する
住宅ローンを比較するときは、金利だけで判断するのは危険!
手数料、保証料、団体信用生命保険料などが上乗せのこともあれば、含まれることもある。
また、金利が低いネットバンクは「相談窓口がない」とか「土地融資は取り扱いがない」とかあるから注意してね。
中には、引越し費用や家具・家電の購入費用などを組み込める住宅ローンもあるみたいだから、金融機関を探してみよう。
ローン保証料を抑える
ローン保証料は、住宅ローン契約時に必要な費用のひとつ。
これは、もしもの時にローンの返済を肩代わりしてもらうための費用だよ。
頭金を多く用意して借入金を減らせば、保証料を抑えられる。
ちなみに、全期間固定金利型の「フラット35」は保証料が不要なので、検討の価値あり。
保険を見直す
「火災保険」
住宅ローン契約時、多くの金融機関で加入が義務付けられている保険だよ。
実は、補償内容によって保険料が変わる!
「本当に必要な補償は何か?」をよく考えて、不要な補償を外せば保険料を安く抑えられるよ。
たとえば、洪水のリスクが低い地域に住んでいるなら、「水災」の補償を外せる。
「風災」や「雪災」も、必要かどうか考えてみよう。
家財の保険金額も、実際の再調達価額より低めに設定すれば、保険料をさらに減らせるよ。
ただし、補償内容を自由に選べない場合もあるから、 保険会社を比較して自分に合った保険を選ぼう。
「団体信用生命保険」(団信)
ローン返済中に亡くなったり、重い病気やケガをしてしまった場合に、残りのローンを保険金で支払う仕組み。
フラット35など一部の住宅ローンを除いて、保険料は金利に含まれている場合が多く、追加の支払いは不要だよ。
団信に加入したら、自分でかけている生命保険を見直してみよう。
保障内容が重複している場合は、解約や減額で、保険料全体を削減できるかもしれないね。
諸費用の直接的な削減ではないけど、家計全体の負担を軽くするポイントになるよ。
家具や家電を工事費に含める
だから、自分で揃える家具や家電が多いほど諸費用が増える傾向にあるよ。
そこで、家と一緒に作ってしまう「作り付けの家具や家電」がおすすめ。
工事費として住宅ローンに含められるから、諸費用の削減につながるね。
たとえば、壁にピッタリくっついた収納棚や、部屋に合わせたサイズのデスク、照明器具といったもの。
ただし、作り付けの家具や家電は、後から簡単に取り替えることが難しい点には注意が必要。
デザインやサイズなどは、事前にしっかりと決めておいてね。
引越し時期は繁忙期を避ける
この時期は、新生活を始める人が多く、引っ越し業者がとても忙しいから料金も高くなる。
もし、引っ越し時期をずらしても大丈夫なら、繁忙期を避けて費用はできるだけ節約したいところだよね。
補助金制度を活用する
ちょっと嬉しい情報。
省エネ性能が高い家を建てたり、住宅ローンを借りたりすると、国や自治体から補助金がもらえることがある!
補助金制度は、住んでいる地域によって違うので、事前に調べてみるのがおすすめだよ。
税金の優遇制度を活用する
たとえば、登記費用や固定資産税、都市計画税などは、条件を満たせば、割引になったり、控除を受けられたりするよ。
これらの優遇制度をうまく使えば諸費用を抑えられるから、条件や期間など、早めにきちんと調べておこう。
不動産所得税と固定資産税のもっと詳しい説明を知りたい場合は、インスタも見てみてね
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つなぎ融資や分割融資の活用
注文住宅を建てる時、土地代や建築費用を支払うタイミングって、家が完成する前だったりするよね?
でも、住宅ローンは家の完成後にしか借りられない… そんな時に便利なのがつなぎ融資と分割融資。
「つなぎ融資」
住宅ローンとは別に契約して、住宅ローンが実行される前に利用し、ローンが始まった後に返済するよ。
ただし、つなぎ融資は金利が高めで、諸費用もかかるよ。
金融機関によっては、つなぎ融資を扱っていない場合もあるから、事前に確認しておくのがおすすめ。
「分割融資」
分割融資は、家の完成前から段階的に融資を受ける方法。
金利は、通常の住宅ローンと同じくらいだよ。
諸費用ローンを活用する
ただし、不動産取得税などの税金は対象外だよ。
- 借入額が増えるので、住宅ローンの借入額限度額が減ることもある
- 保証料や金利が高くなることもある
- 住宅ローン控除は対象外
デメリットを事前に確認し、理解した上で利用しよう。
税金にしてもローンの選択にしても、専門知識を持たない人が自分で情報収集するのは大変だよね。
注文住宅の諸費用を極力抑えるためには、広い知識を持つ専門家に相談するのをおすすめするよ!
kokoもいつも相談に乗ってもらってる
A&A Consulting 梅ちゃん
(ファイナンシャルプランナー 梅﨑さん)
への相談がオススメ◎
梅ちゃんは、毎月の支出の見直しから家計改善、ムリのない住宅ローンの組み方などのアドバイスをしてくれるよ。
ハウスメーカーや不動産会社と連携していないから、中立的な目線で相談にのってくれるよ!
あなたとご家族に寄り添った資金計画の作成・お金の相談にのってくれるから安心。
ぜひ、梅ちゃんに相談してみてね♪
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注文住宅の諸費用には自己資金も必要
この記事では、注文住宅の諸費用について、わかりやすく解説してきたよ。
注文住宅を建てる際、ローンだけを当てにせず、自己資金もしっかりと準備しておくことが大切だとわかったよね。
物件価格にばかり目がいきがちだけど、住宅ローンでまかなえない「諸費用」もあることを心に留めておこう。
各社の見積もりをもらう時も、諸費用が含まれているか、よく確認してね。
諸費用の相場や節約方法を事前に知っておけば、安心して家づくりを進められるよね。
わからないことがあれば、遠慮なくkokoにdmして相談してね!
きっと、あなたの家づくりをサポートしてくれるはず!
納得のいく資金計画で、理想の住まいづくりを目指そう♪
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