この記事では、「子育てグリーン住宅支援事業」に代表される補助金制度について解説していくよ!
「子育てグリーン住宅支援事業」っていつまで申請できるのかな?
どんな人が対象?
似たような名前の補助金制度がたくさんあるけど、何が違うんだろう?
注文住宅を建てるときには、補助金制度を活用できるかできないかでかかるコストが大きく変わってくるよね。
子育て世帯や若年夫婦世帯に向けた補助金制度は、
2024年「子育てエコホーム支援事業」から2025年「子育てグリーン住宅支援事業」に引き継がれたよ!
そこで今回は、新築で使える補助金制度 について、今までの3つの支援事業の違いを比較しながら説明していくよ。

後悔0の家づくりをお手伝いするアイ工務店の公式アンバサダーkokoが、「子育てグリーン住宅支援事業」について解説していくね♪
最後まで読むと、2025年に活用できる補助金制度について詳しいことがわかるよ◎
↓気になる目次をタップしてみてね♪
子育てグリーン住宅支援事業とは?


2025年から始まっている、子育てグリーン住宅支援事業。
対象は、主に子育て世帯や若者夫婦世帯だけど、条件によってはすべての世帯が対象になるよ。



以前あった、こどもエコすまい支援事業と何が違うかも詳しく解説していくね!
子育てグリーン住宅支援事業の概要
なぜこの制度が用意されているかというと!
- 2050年のカーボンニュートラル実現を目指すため
- エネルギー価格高騰から子育て世帯を守るため
- 子育て世帯の住環境の質を上げるため



具体的な補助金額はこんな感じだよ!
- GX志向住宅※1の場合:160万円
- 長期優良住宅の場合:
- 認証あり:100万円
- 上記以外:80万円
- ZEH水準住宅の場合:
- 認証あり:60万円
- 上記以外:40万円
※1 GX志向住宅とは?
- 外皮の断熱をしっかりしている
- 再生可能エネルギーを使った一次エネルギー消費量の削減率が35%以上
- 節水性能の高い設備を使用している



この制度、実はリフォームにも使えるよ!
必須工事とオプション工事を組み合わせることで、最大60万円の補助が受けられる◎
さらに詳しい内容は、次の章でわかりやすく解説しているから、ジャンプしてみて♩
新しい子育てグリーン住宅支援事業との比較
省エネ性能の高い住宅の普及と子育て世帯・若者夫婦世帯の支援を目的とした国土交通省による補助金制度は、ほぼ毎年更新されていて、名前や条件などが変化しているよ。



今現在の使える制度はどれなのか、最新の情報を調べることが大切だね。
「こどもエコすまい支援事業」の後継の制度を順に、新築で使える条件で比べてみるね。
2023年9月28日の申請を最後に補助金申請額が予算上限に達したため、申請の受付を終了
補助金額:100万円/戸
2024年11月30日をもって交付申請の予約の受付を終了
補助金額:40万〜100万円/戸(住宅の種類による)
申請受付期間:2025年3月下旬から12月31日まで(予定)
補助金額:
GX志向型住宅:160万円/戸(すべての世帯)
長期優良住宅・ZEH水準住宅:40万〜100万円/戸(子育て世帯・若者夫婦世帯)
※令和6年度補正予算案に「子育てグリーン住宅支援事業」の計上。現在、公表されている国土交通省の情報はこちら
3つの支援事業で共通していること
- こどもエコすまい支援事業
- 子育てエコホーム支援事業
- 子育てグリーン住宅支援事業
この3つの事業には共通点があるよ。
この共通点を押さえておけば、毎年制度がリニューアルされても、なんとなく予測がつくよね。
高い省エネ性能を持つ住宅の普及を目指す
主に子育て世帯や若者夫婦世帯を対象
新築住宅への補助: 長期優良住宅やZEH水準の住宅の新築に対して補助金を提供
リフォームへの補助: 既存住宅の省エネ改修にも補助金を設けている
予算制限: いずれの事業も予算に上限があり、予算達成次第終了
年度ごとの更新: 毎年制度が見直され、補助金額や対象範囲が変更
2050年カーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環
この特徴をつかんでおけば、自分たちが条件に当てはまるかどうかがわかりやすいよね。



条件をクリアできそうなら、補助金制度を活用していこう!
【2025年版】子育てグリーン住宅支援事業の内容や申請期限


2025年度版!「子育てグリーン住宅支援事業」をまるっと解説していくよ!
「子育てグリーン住宅支援事業」は、2025年から始まる新しい住宅補助金制度。
省エネ性能の高い住宅の普及を促進し、2050年カーボンニュートラル実現を目指すのが目的。
対象は、主に子育て世帯や若者夫婦世帯だけど、条件によってはすべての世帯が対象になるよ。
2050年までに日本国内における温室効果ガスの排出量を全体として実質ゼロにすることを目指す取り組み



注意点もあるから、確認してね!
- 対象となるのは2024年11月22日以降に基礎工事より後の工程が始まった住宅
- 市街化調整区域かつ土砂災害警戒区域または浸水想定区域の場合、補助額が減額される可能性あり
概要はつぎのとおり
対象世帯 | 住宅性能 | 補助金額 | |
全世帯 | GX志向型住宅 | 160万円 | |
子育て世帯 ・若者夫婦世帯 | 長期優良住宅 | 80万円 | |
建て替えの場合 | 100万円 | ||
ZEH水準住宅 | 40万円 | ||
建て替えの場合 | 60万円 |
対象となる住戸の床面積:50㎡以上~240㎡以下
- 子育て世帯:申請時点で18歳未満の子を有する世帯
- 若者夫婦世帯:申請時点で夫婦であり、どちらかが39歳以下の世帯
事業者登録期間 | 2025年1月中旬~2025年12月31日(予定) |
申請期間 | 2025年3月下旬~2025年12月31日(予定) 予算が尽きたらその時点で終了 申請予約は2025年11月30日まで(予定) |
GX志向ってなんだ?
聞き慣れない言葉も出てきたよ。住宅性能について説明するね。
(GX)グリーントランスフォーメーションを目指した次世代型の住宅のこと
「グリーントランスフォーメーション」とは、環境への負担を減らしながら、みんなが暮らしやすい持続可能な社会を目指して、経済や技術、社会の仕組みを大きく変えていく取り組みのこと
3つの住宅性能を比べてみるね。どの住宅も「環境にやさしく、快適でお得な暮らし」を目指した家だけど、それぞれ目的や特徴が少しずつ違うよ。
GX志向型住宅 | 長期優良住宅 | ZEH水準住宅 | |
---|---|---|---|
特徴 | GX(グリーントランスフォーメーション)を意識した住宅で、環境負荷を減らすために、省エネ性能や再生可能エネルギーの活用を重視。 太陽光発電や高性能な断熱材を取り入れることで、光熱費を抑えつつ、地球にも優しい家。 | 環境と家計にやさしい最先端の家長く快適に住み続けられるよう、耐震性や省エネ性能がしっかり備わった家。 定期的なメンテナンスや修繕がしやすい設計で、次の世代にも引き継げるよう配慮されているのが特徴。 | ずっと快適に住める丈夫で安心な家ZEH(ゼッチ)は「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で、家全体で使うエネルギーをほぼゼロにする住宅。 高性能な断熱材や省エネ機器、太陽光発電を使い、エネルギーのムダを徹底的に削減。 家計にも環境にも優しい、次世代型の省エネ住宅。 | エネルギーをほとんど使わない賢い家
断熱等級 | 断熱等級6以上 | 断熱等級5以上 | 断熱等級5以上 |
一次エネルギー消費量の削減率 (再生可能エネルギーを除く) | 35%以上 | 20%以上 | 20%以上 |
一次エネルギー消費量の削減率 (再生可能エネルギーを含む) | (再エネで作ったエネルギーを使うため計算すると0%となる) | 100%以上特に規定なし | (再エネで作ったエネルギーを使うため計算すると0%となる) | 100%以上
長期優良住宅・ZEH水準住宅では、古い家を建て替えする場合に、補助金の額がプラス20万円上乗せされるからチェックだね。
「子育てグリーン住宅支援事業」は国土交通省(長期優良住宅、ZEH水準住宅)、経済産業省(GX志向型住宅)の取り組みによるもので、環境省を加えた3つの省が連携した補助金制度「住宅省エネ2025キャンペーン」のひとつだよ。
もし、家庭用蓄電システムも導入するなら、導入支援の併用が可能!
DR(ディマンドリスポンス)対応の蓄電池
2025年は「子育てグリーン住宅支援事業」を活用しよう!


住宅補助金制度は、毎年内容や条件が見直されるよ。最新情報のチェックが重要!
2025年度は「子育てグリーン住宅支援事業」がスタートし、省エネ性能の高い住宅の普及と子育て世帯や若者夫婦世帯の支援を目的とした内容となってるよ。



自分たちが活用できそうな補助金制度を見つけたら、着工計画やどの住宅性能を採用するかなどを、よく話し合って検討しよう!
これから新築を考えている人は大注目の補助金制度だよ!
都道府県独自の補助金とも併用ができる場合もあるかもしれないから、地域の支援制度も調べてみてね。
例えば東京都では、東京ゼロエミ住宅認証制度があって、子育てグリーン住宅支援事業と併用が出来るよ。
補助金の利用は、環境によいだけでなく、家計の負担軽減にもつながる。
でも、補助金を取得するには住宅の性能がかなり重要視されているから、ハウスメーカー選びも十分注意してね。



条件を満たせば、大きなメリットを得るチャンスだから、事前によく研究して家づくりに反映させていけるといいね♪
2025年は「子育てグリーン住宅支援事業」をうまく活用して、暮らしやすく、環境にも優しい家づくりを実現しよう!


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